書類審査後の面接について

面接前の準備は必要です!
準備をしないため、受かるべき面接でNGとなってしまう人材の方がいます。

■応募企業に関する事前調査

 どのような企業かはホームページ、インターネットの検索サイト、企業についての書籍で調べられます。企業業績ばかりでなく、製品(特に自分と係わるもの)、企業文化などについて整理しておき、どのような質問にも回答出来るようにしておきましょう。企業は自社に入社したい人材を採用したいのであって、そのような人材であれば長く勤務していただけると期待しているのです。

■面接時の服装

 まず面接に行くときの服装ですが、男性は定番のスーツを着用し、茶髪は悪印象を与えますので避けてください。女性ですが、男性のスーツに相当する正式な服装にしてください。靴はパンプスを着用してください。つま先および踵が見えるものやブーツは厳禁です。香りの強い香水、過剰な装身具およびネイルアートなども避けてください。以外とカジュアルっぽい服装を許している会社が多いせいかフォーマルなものとは言い難い服装で行かれる女性がいます。女性には「服装に気を遣ってほしい。」と必ずご注意することにしています。女性の場合、服装でNGとされたかたが実際におりました。

■アイコンタクト

 採用担当者から電話で苦情がはいりました。「本日面接した人材のかたはそちらで事前に面談されていたのでしょうか?」もちろん面談はしておりました。他社から口頭内定が出ていたため、あまり気持ちが乗らず、面接官とアイコンタクトせず、目をそらしていたそうです。この場合不合格となってもいたしかたないですね。話すときは面接官を見て、アイコンタクトを必ず確認してください。面接時の基本です。アイコンタクトのできない方はできるようにしてください。そうでないとほぼ間違いなく不合格です。

 面談いただく人材の方で2〜3割の方が、相手が話すときはアイコンタクトしていますが、ご自分が話すときは目をそらして相手を見ていません。ご自身はアイコンタクトできていると思いこんでいてもできていないのが実情です。アイコンタクトできていない方は訓練して体得していただくしかありません。

■「○○さんの職務経歴をご説明下さい。」

 面接開始でまず職務経歴の説明を求められます。人材の方からみるとすでに詳細は面接官に渡っているはずで説明など必要ないと思われるかもしれませんが、1次面接(当該部門)、2次面接(部門責任者)、場合によると3次面接(役員面接)で同じ事を聞かれます。

 履歴書にあるように、氏名、現住所、簡単な家族構成(人数)、大まかな通勤時間、学歴、職務経歴書に従い、時系列で職務経歴をご説明ください。職務に関連する資格(TOEIC、MCPなどのベンダー資格)の説明も必要です。

 理論的に自分自身を表現して会社という組織でコミュニケーションができるかを判定することとその後の面接で人材の本音を聞き出すための導入部分とご理解ください。採用担当者からはなかなか論理的に説明できる人材が少ないといわれています。実際面接にも立ち会っていますが、聞かれた都度、職歴を説明していて順序とか論理性がない説明になっている人材の方は不合格になっています。

■「なぜ当社を応募されましたか?」との質問

 間違っても「人材紹介会社から紹介されたから。」とは答えないでくださいね。それだけでNGです。人材紹介会社からの提案であってもご自分で応募を決断したわけですから、その理由を明確に表現できるように準備しておいてください。

■「転職理由は何ですか?」との質問

 明確な理由を表現することがまず第一番です。キャリアアップなど前向きの理由は問題ないと思います。年収アップの場合にこれが転職理由に拘わらずはっきり言えない方もいます。この場合恥じることなく明確に回答しましょう。ただし、企業サイドでは採用プロセスを通じた査定で年俸をオファーします。

 早期退職プログラムに応じて退職する場合や勤務先の将来性に不安を感じて転職される場合には、勤務先の悪口にならない範囲でサラッとかわすようにしたいですね。執拗に勤務先の内情を聞かれた場合、「守秘義務に係わりますので、これ以上はお答えできません。」と回答を拒否して構いません。勤務先の悪口をいう人材は人格を疑われて採用されません。当社の人材ではすべて不合格でした。

 ある求人説明会で面接官が話しておりましたが、勤務先の内情を聞きもしないのにペラペラ話す人材がいるとのことです。このような方は自社を退職した後、新しい勤務先でも同じように話してしまう人材と見なして採用はしないそうです。

■「どのような仕事をしたいですか?」との質問

 応募する職種が必ずしも希望する仕事そのものであるとはかぎりません。そこで企業サイドではさりげなく「どのような仕事をしたいですか?」と質問してきます。
 求人サイドとして意欲も含めその職種に適合している人材を求人していますので、当然他の仕事をしたい人材の方は不合格となります。応募している方は当然やりたい仕事そのものではないがチャレンジしたいと思っているわけですが、求人サイドはそこを考慮しません。人材の方本人がやりたい仕事と違っているということは長くその仕事やっていただけないと判断するわけです。

 近い質問ですが、UNIX環境でもWindows環境でも使えるソフトウェア製品のサポートエンジニアとしての面接で、UNIX環境でのサポート経験が多くWindows環境でのサポートに意欲的な発言ができなくて不合格となった人材の方がいます。現状ではWindows環境向けの製品が中心だったのです。またこの事実は複線とした話されていたのでした。

 ご自分がどんな職種に応募しているかを理解して当然どのように答えることを期待させているかを判断して頂きたいと存じます。私の人材の方で求人スペックに合致する能力を持っていながら何人も不合格となっているのが実情です。人材の方はどの求人会社に応募するかを気にしますが、驚くほど、どの職種に応募しているかを明確に自覚している方が少ないのであえて申し上げるしだいです。

■「希望年収はおいくらですか?」との質問

 年収に関しては人材のかたご自身から持ち出さないでください。1次面接でご自分からこの話題をお持ち出した場合、間違えなくよい印象を与えません。企業サイドとして採用の方向で進んでいて、最後の面接で聞かれる質問です。このときは希望をはっきり回答してください。企業からは「○百万円のような年収になりますが、いかがでしょう?」と口頭でオファーするか処遇条件の明細を示して説明するところもあります。「それで結構です。」と人材のかたが答えられた場合には私のほうで交渉する余地はありません。その場の交渉でご自分で納得のいかない金額でしたら、「お時間をいただき検討させてください。」と回答してください。こちらでご希望に従って交渉いたします。

■「他社も応募していますか?」との質問

 転職活動をしていて他社も応募している場合には素直に「はい、他社も応募しています。」を回答すべきだと思います。面接を受けている企業が第1優先の会社でしたら、「貴社で採用していただけるのでしたら是非入社したい。」と一言付け加えるべきです。他社の状況を知った上で決定したいのでしたら、「応募中の企業の結果を一応知った上で自分としては決定したい。」と答えてもよいと思います。ただし、この場合、慣習として待っていただけるのは採用通知書発行または口頭内定後最高2週間ということになっていますので、実際にいただける猶予期間内でご自身で決断するしかありません。

■「当社に入社していただけますか?」との質問

 「ぜひ貴社にお世話になりたいです。」と必ずご回答ください。人材のかたで処遇条件の提示もなく、あるいは、処遇条件に合意もしていないのにそのような回答はできなかった方がいます。部門では採用の方向でしたが、「前向きに転職する意志があるのか?」と面接した役員に疑われてNGとなりました。そのことを採用担当者に話しましたら、「処遇条件が合わなかったら当然だれも入社しませんよ。」と言っていました。

■「入社日はいつになりますか?」との質問

 「正式な採用通知書をいただいてから退職手続きに入ります。いついただけますか?」と聞き返してください。具体的な発行日が企業から出ましたら、目標退社日とリフレッシュ休暇とを考慮して入社日を回答してください。後日回答することにしても構いません。企業サイドでは、社内の承認手続きを経て、雇用契約書としての採用通知書を発行するにあたり、入社日と処遇条件とが必要です。入社確認書を返送して初めて雇用契約が成立したことになります。厳密に言えば、もし入社日を変更する必要が生じた場合には契約不履行として採用を取り消される可能性がありますので、十分考慮して入社日を回答してください。

 特に国内企業に多いのですが、企業によっては、人事面接を別途行い、入社確認書と交換に採用通知書を手渡しするところがあります。また、採用通知書に入社日を記載なしで発行するところも希にあります。外資系企業の場合、まず採用通知書を発行して、2週間以内に入社確認書の返送を要求しています。この場合、この採用通知書は発行後2週間で無効ということです。

■「最後に何か質問事項はありませんか?」との質問

 追加質問事項はいくつか事前に準備してください。勤務形態、残業時間、社員教育など、当たり障りのない事項であれば何でもかまいません。通常何もないということはあまり前向きでないと理解されてしまいます。事前に準備していた項目が前段階で回答されてしまった場合に無理矢理その場で考える必要はありません。ある人材の方は、その場で考えて他部門の営業所があることから地元への配属の可能性を唐突に聞いてしまいました。当該部門としては東京にビジネスが集中していましたので、結果として不合格となりました。面接が終了したと思い、思わず本音が出てしまいがちです。

 面接でいかに前向きな姿勢を表現できるかで採用・不採用が左右されてしまいます。求人スペックに十分マッチしていても、自社への入社意欲、企業文化への融和、社内でのコミュニケーションがとれるかなどで不合格となる方がおりました。能力のある方は特にご注意下さい。トライする限りは嘘であってもその企業に対する前向きな姿勢は必要です。キャリアその他、求人スペックから外れているかたは必須ですので、多少表現がオーバーであるべきです。

 なお、前向きな姿勢を表現する方法として、単に面接官の質問に答えるだけでなく、具体的に自分の経験および技術力を用いて当該職種にどのように貢献できるかを述べることが求人企業によっては有効です。職種によってはまったく新しい仕事内容であって過去の経験だけでは対応できないものもあります。面接官が「こういった仕事内容ですが、チャレンジされますか。」とさりげなく質問した場合、「ぜひチャレンジしたい。」と回答しましょう。即答しないがために不合格となった人材の方がおります。面接後、やはりできないということであれば辞退すればよいことです。

 なお、企業サイドが到底受け入れがたい高額の年俸や勤務地などの条件を闇雲に要求した場合は当然NGとなりますので、あくまでも求人スペックに沿って企業サイドが望むような表現を選ぶことが合格するポイントです。

■面接官の質問にとっさに回答できない場合

 面接官が3名いて圧迫面接のプレッシャーの中で、面接官の質問に適切な回答ができず、的はずれな回答をながながと話してしまい不合格となった人材の方がおります。もし面接官の質問内容が理解できないとか、突然の質問でどう回答してよいかどぎまぎしてしまった場合、落ち着いて質問の内容を面接官にオーム返しに聞き直してください。面接官が説明している間に、落ち着きを取り戻し、回答を頭の中で整理して回答できるはずです。また、質問の主旨を確認する過程を通じて、こちらの回答し易い方向に話題を変えることができます。

 人材の方が回答できないような質問をして、客先とか社内他部門とのコミュニケーション能力を確認する場合もあるようです。とくにITコンサルタントとかシニアエンジニアとかの職種ではこのような能力が必要なため、よく行われているようです。通常外部と折衝する必要のない管理部門とかエンジニアの方についてはこのような面接が想定されますので、心の準備をしておいてください。

■実際の面接および時間

 実際の面接時間は、短いところで30分、通常1時間が一般的です。1次面接では該当する部門で直属の上司になる方あるいは同僚となる方が面接官です。職務経歴を聞くことから入って実務能力を判定する質問に入っていくようです。人材のかたからは実際にご自分がどんな職務をすることになるかを聞く絶好のチャンスですので、遠慮なく聞いてください。2次面接では部門責任者と人事責任者が面接官として対応します。ここでは1次面接の結果を踏まえて、人物評価ということでおもに社内でのコミュニケーション能力および企業文化にとけ込めるかと判定するようです。3次面接がある場合、トップマネジメントがお会いして最終判断します。国内系企業の場合が多いようです。形式的なものと人事ではいっていますが、以外とこの段階でNGとなるケースがありますのでご注意下さい。

 当社の人材の方たちの経験では、1時間の面接予定で30分ほどで終了する場合にはほぼ間違いなくNGでした。いろいろな採用担当者の話では面接15分で合否は判定できるといっております。面接官も通常の仕事を持っている人たちですのでNGと判定した場合に早く切り上げて職場に戻るか帰宅したいため、30分で切り上げるケースが結構あります。

■マッチング

 マッチングには下記の3つのマッチングがあります。
A. 経験・スキル
B. 性格・行動パターン
C. 姿勢

 スキルマッチングは求人スペックに記載されている経験スキルに如何にマッチングしているかということです。面接に進んだということは書類審査の結果スキルでは適合していると判断されたということです。性格マッチングは如何に企業文化や組織に適合できるかということです。求人スペックにほとんど記載されていませんが、求人企業が面接で確認したいのがこの点です。はっきり申し上げて企業は異なるカルチャーを持っていますので、当社としてもご紹介するにあたり、当該企業に馴染んで長く勤務できる性格行動パターンをお持ちであるかは人材の方ご自身で変えることが難しいのでご紹介前に注意しています。姿勢ですが、一般に気力・体力・積極性といわれるもので、面接でこの点のアピールを人材の方にお願いしています。転職するということは新しい職場で人間関係の再構築や仕事そのものに習熟するため、それなりにエネルギーが必要です。求人会社サイドではこのような前向きな姿勢をお持ちかどうかを知りたがっています。またこのような積極的な姿勢をお持ちの方であれば、マイナスの性格をお持ちの方であっても企業文化や組織に馴染んで長く勤務することが可能です。

 面接では「貴社に是非入社したい。」「貴社を最優先に考えています。」など前向きな発言をしていただくことが是非必要です。エンジニアのかたなど、そう思っていてもなかなかこのような発言ができない方が多いのであえて申し上げておきます

 求人スペックのすべて適合していないとおっしゃる人材の方がいますが、同じ職種であっても年齢が若いほどスキルマッチング比率は下がり、性格や姿勢が重視されます。この場合、可能性はあると推測しています。

■交通費支給の有無

 経験者採用の場合、交通費の支払いはしないというのが一般的です。逆に新卒の場合には交通費の支払いをすることになっているようです。もちろん、遠距離の場合、求人企業によっては交通費を支給するところも例外的にあります。

■適性試験と健康診断

 なお、最終の採用決定までには、適性試験と健康診断とを実施する企業が半数以上あります。適性試験は、単に異常者を排除するための性格テストを実施するところと本格的な能力を判定するため国語および算数の試験も実施するところとがあります。この場合は通常2時間半となります。健康診断は3ヶ月以内に勤務先で健康診断を受けている場合にはそのコピーでよしとするところがほとんどです。それ以外の場合には通常企業の指定する病院で健康診断を受けていただくことになります。

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